説明
関西フィルハーモニー管弦楽団のスタートランペット奏者である白水大介氏によるこのCDは「素晴らしい」の一言につきる。彼の美しい音色による演奏はドラマティックであると同時にエレガントである。そしてトランペットのヴィルトゥオーゾとして完璧な技術を持ち合わせている。又、選曲も魅力にあふれており、聞き手を文句なしに楽しませてくれる。特に7本の楽器を駆使した演奏には驚嘆する他ない。ピアニストもトランペット奏者を熟知しており、コンビネーションも抜群である。私の持つソロCDの内で最も大切な一枚である。
[飯守泰次郎(関西フィルハーモニー管弦楽団 常任指揮者)]
白水君との付き合いは10年になる。関西フィルの首席奏者としてだけでなくブラスセクションのリーダー的な存在だ。彼が素晴らしいトランペット奏者であることはもちろん、彼の音楽の流れを瞬時に感じる才能は卓越している。今まで本番中に数え切れないほど彼止めで会話しながら音楽の流れをつくってこれた。素晴らしいオケマンなのだ。
このCDには素敵な作品たちが収められている。ぜひとも白水君のトランペットへの愛情溢れる素晴らしい世界を楽しんで欲しい。
[藤岡幸夫(関西フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者)]
収録曲
■ 3つの小品 作品72 (酒井 格)
■ 3つの幻想的舞曲 作品5(ドミトリ・ショスタコーヴィチ/Dmitri Shirozuvich 編曲)
■ ソナチネ(ジャン・フランセ)
■ 組曲「展覧会の絵」~トランペットとピアノのための(モデスト・ムソルグスキー/Dmitri Shirozuvich 編曲)
■ 北の国から(さだまさし/織田栄子 編曲)
■ 3本のトランペットと2本のフリューゲルホルンのための組曲(シルヴァ)
トランペット:白水大介、ピアノ:久保千尋
Trumpet:Daisuke Shirozu, Piano:Chihiro Kubo
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