説明
【マウロ・イウラート Mauro Iurato】
1977年イタリア、トリノ生まれ。4歳よりピアノを始め、9歳よりエレナ・グイッツァルディ教授のもとヴァイオリンを習い始める。学生時代はヴァイオリンの最優秀生徒として数々の賞を受賞し、一般の学問でも秀でた成績を得る。
1992年トリノのジュゼッペ・ベルディ国立音楽院に入学、1997年に同音楽院を通常より1年早く最優秀成績で卒業、同年に「デ・ソノ」音楽協会より奨学金を得て、フランコ・グッリ、コッラード・ロマーノ、サルヴァトーレ・アッカルドなど著名なヴァイオリニストのもとで学ぶ。
1998年6月にウィーン国立音楽大学に入学、2003年3月までM・フリッシェンシュラーガー教授のもとで更に技術を磨き、数々のイタリア国内、国際コンクールで優勝を果たす。
1999年からアンサンブル・サリエリ・ウィーンの主席ヴァイオリン奏者を務め、「フィネ」レーベルより2枚のオラトリオが収録される。
2002年にはウィーン国立大学とトリノの「ラ・ヌオヴァ・アルカ」音楽協会の協力プロジェクトとして、MTV（ウィーン・トゥリン・ヴィルトゥオージ）国際室内楽団を結成する。
ウィーン国立音楽大学の成績優秀生に選ばれ、日本国内コンサートツアーに参加。この来日がきっかけとなり、同プロジェクトの一環として2003年4月より徳島文理大学音楽部のヴァイオリン科、客員准教授として着任、日本を拠点とした活動が始まる。
2006年よりアンサンブル神戸のコンサートマスター、2007年1月より大阪フィルハーモニー交響楽団にコンサートマスターとしてゲスト出演を重ね、数多くのコンサートに出演、テレビやラジオでも放映される。
2011年よりHARMONIA KOBE（ヴァイオリンスクール）を設立。2016年にハルモニアKOBE株式会社を設立する。世界的レベルでの音楽教育を提供できるスクールをモットーに、真摯にヴァイオリン教育を望む生徒たちに日々レッスンを行っている。
相愛大学音楽学部、兵庫県立西宮高等学校講師。
収録曲
■ R. Schumann: Romanze No.2, Op.94
〈R.シューマン/ロマンス（3つのロマンスから第2番）イ長調 作品94の2〉
■ M.T. von Paradis: Sicilienne
〈M.T.von.パラディ―ス シチリアーナ〉
■ A. Corelli: La Follia – from the Sonata No.12 in D minor, Op.5
〈A.コレルリ/ヴァイオリン・ソナタ集 作品5-12《ラ・フォリア》〉
■ C. Gounod / J.S. Bach: Ave Maria
〈J.S.バッハ,C.グノー/アヴェ・マリア〉
■ F. Kreisler: Schon Rosmarin
〈F.クライスラー/美しきロスマリン〉
■ F. Kreisler: Liebesleid
〈F.クライスラー/愛の悲しみ〉
■ F. Kreisler: Liebesfreud
〈F.クライスラー/愛の喜び〉
■ J. Massenet: Meditation de Thais
〈J.マスネ/《タイスの瞑想曲》〉
■ R. Giazotto / T. Albinoni: Adagio in G minor
〈R.ジャゾット,T.アルビノーニ/アダージョ ト短調〉
■ E. Granados (arr. F. Kreisler): Danse Espagnole No.5 in E minor
〈E.グラナドス/スペイン舞曲集から アンダルーサ〉
■ F. Kreisler: Syncopation
〈F.クライスラー/シンコペーション〉
■ J. Brahms: Scherzo in C minor from the F.A.E. Sonata
〈J.ブラームス/F.A.E.ソナタから スケルツォ〉
■ S. Rachmaninov: Vocalise
〈S.ラフマニノフ/ヴォカリーズ〉
■ V. Monti: Czardas
〈V.モンティ/チャールダーシュ〉
■ E. Elgar: Salut d’amour, Op.12
〈E.エルガー/『愛の挨拶』〉
マウロ・イウラート（ヴァイオリン）／沼光絵理佳（ピアノ）
Violin: Mauro Iurato／Piano: Erica Numamitsu
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